株主優待はどうしたらもらえるの? 🔰入門編
株主優待に興味を持ったとき、
「そもそも、どうすれば株主優待を受け取れるの?」
という疑問を持つ方も多いと思います。
基本的には、株主優待を実施している企業の株主となり、その企業が定めている条件を満たすことで、株主優待の対象となります。
ただし、「株を持っていれば、いつでも・誰でも優待を受け取れる」というわけではありません。
企業によって、必要な株式数や保有期間、基準日などの条件が異なります。
このページでは、株主優待を受け取るまでの基本的な仕組みを見ていきましょう。
① 株主優待を実施している企業を知る
まず知っておきたいのは、すべての企業が株主優待を実施しているわけではないということです。
企業によっては株主優待制度を設けていますが、実施していない企業もあります。
また、株主優待制度があっても、その内容や条件が将来ずっと同じとは限りません。
制度の内容が変更されたり、新しく導入されたり、反対に廃止されたりすることもあります。
そのため、気になる企業がある場合には、その企業の公式ホームページやIR(投資家向け情報)などで最新の株主優待制度を確認することが大切です。
② その企業の株主になる
株主優待を受けるためには、その企業の株主になることが基本となります。
上場企業の株式は、通常、証券会社を通じて購入します。JPXも、株式を購入する際には証券会社で口座を開設し、証券会社を通じて株式を購入する仕組みを案内しています。
このサイトでは、特定の証券会社の利用や、特定の株式の購入をおすすめすることを目的としていません。
そのため、証券口座の開設方法や個別の株式の購入方法については、ここでは詳しく扱いません。
「株主優待は、その企業の株主との関係の中で生まれるもの」
まずはそれを知っていただければ十分です。
③ 企業が定める優待の条件を確認する
ここがとても大切です。
株主優待を受けるための条件は、企業ごとに異なります。
たとえば、
* 一定以上の株式数を保有していること
* 決められた基準日時点で株主名簿に記載・記録されていること
* 一定期間以上、継続して株式を保有していること
などが条件になる場合があります。
実際に企業の開示資料を見ると、「200株以上」「400株以上」といった株数の条件や、「6か月以上」「1年以上」といった継続保有条件が設定されている例もあります。
つまり、「100株買えば必ず株主優待がもらえる」というわけではありません。
企業ごとの条件を確認することが大切です。
④ 「権利確定日」を知ろう
株主優待を知るうえで、これから何度も登場する大切な言葉があります。
それが「権利確定日」です。
簡単にいえば、企業が株主優待などの対象となる株主を確認するための基準となる日です。
ただし、ここで注意したいことがあります。
権利確定日に株を購入すれば、その日の優待を受け取れるとは限りません。
株式の売買には決済までの期間があるためです。JPXでは普通取引について、売買成立の日から起算して3日目(休業日を除く)に決済するとしています。
そのため、実際には「権利付き最終日」という日が重要になります。
この仕組みは少し分かりにくいので、次の入門編で詳しく説明します。
⑤ 条件を満たしたら、優待を楽しみに待つ
企業が定めた条件を満たした株主には、それぞれの企業が定めた時期や方法で株主優待が案内・発送されます。
食品や自社商品が届くこともあれば、優待券やサービス利用券、カタログなど、その形はさまざまです。
そして私は、ここからが株主優待の楽しいところだと思っています。
届いた商品をきっかけに、それまで知らなかった企業の商品を知る。
優待券を持って、初めてその企業のお店へ行ってみる。
家族と一緒に使って、その企業について話してみる。
株主優待は単に「何かをもらう」というだけではなく、企業の商品やサービスを実際に知るきっかけにもなります。
JPXも、企業が株主優待を行う目的として、自社や自社製品・サービスの知名度向上や、個人株主の安定化などを挙げています。
このサイトでは、そんな企業と株主をつなぐ株主優待の魅力を、実際に届いた優待や使ってみた体験とともに紹介していきます。
株主優待をもらうための基本をまとめると
難しく考えなくても、まずはこの流れを覚えておけば大丈夫です。
①株主優待を実施している企業を知る
↓
②企業が定める優待条件を確認する
↓
③その企業の株主になる
↓
④基準日・保有株数・保有期間などの条件を満たす
↓
⑤株主優待を楽しみに待つ
ただし、優待制度やその条件は企業ごとに異なり、変更・廃止される場合もあります。
気になる優待があるときには、必ずその企業が公表している最新のIR情報・株主優待情報を確認することをおすすめします。
🔰 次に読んでみよう
株主優待を知るうえで、とても大切な「いつまでに株主になればいいの?」という仕組みを、次の入門編で分かりやすく紹介します。
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当サイトについて
当サイトは、株主優待の制度や魅力、筆者自身の体験、企業等が公表する情報などを紹介することを目的としており、特定の金融商品・銘柄・証券会社等の購入、売却または利用を推奨するものではありません。
株式の価格は変動し、投資元本を下回る場合があります。また、株主優待制度の内容は変更または廃止される場合があります。
掲載内容については正確性に配慮していますが、実際に投資等を行う際には、各企業・証券会社その他の公式情報で最新の内容をご確認いただき、最終的な判断はご自身で行ってください。