株主優待にはどんな種類があるの? 🔰入門編

tym-01245

ここまで、株主優待を受け取るための基本的な仕組みや、権利確定日、長期保有などについて紹介してきました。

では実際に、株主優待ではどんなものが届くのでしょうか?

株主優待とひとことで言っても、その内容は企業によってさまざまです。

自社の商品、食品や飲料、食事券、買い物券、サービスの割引、施設利用券、カタログギフトなど。

企業の事業内容や商品・サービスの特徴を生かした、個性豊かな株主優待があります。

日本証券業協会も、株主優待の例として、自社の商品・サービス、食品・飲料品、ギフトカード、カタログギフトなどを紹介しています。

ここでは、代表的な株主優待の種類と、それぞれの楽しみ方を見ていきましょう。

① 企業の商品・食品・飲料などが届く優待

株主優待の魅力を実感しやすいもののひとつが、実際の商品が自宅に届くタイプです。

企業の自社製品やグループ会社の商品、お菓子、飲料、食品、日用品など、その内容はさまざまです。

箱を開けるまでのワクワク感も、こうした優待ならでは。

そして、商品が届くことで、

「この会社、こんな商品も作っていたんだ」

「普段は選ばない商品だけど、使ってみたら気に入った」

といった新しい発見につながることもあります。

実際に、自社製品を株主優待として届けることで、商品の認知度向上につなげようとしている企業もあります。

株主優待が、企業の商品を実際に知るきっかけになるわけです。

② 食事券・買い物券などの優待

企業やそのグループの店舗などで利用できる、食事券や買い物券を株主優待として提供する企業もあります。

レストランで食事をしたり、お店で商品を購入したり。

実際に店舗を訪れることで、商品だけでは分からなかった、

お店の雰囲気
接客やサービス
新しいメニューや商品

など、その企業をさらに深く知るきっかけになることがあります。

優待券を持って、

「せっかくだから、今度このお店に行ってみよう」

そんな新しい体験につながるのも、株主優待の面白さです。

なお、優待券には利用できる店舗や対象商品、利用期限などの条件が設けられている場合があります。

実際に利用するときには、その企業が案内している利用条件を確認しましょう。

③ 割引券・サービス優待

商品やサービスを無料でもらうだけが、株主優待ではありません。

企業によっては、

商品購入時の割引
宿泊料金の割引
レジャー施設などの利用料金の割引
自社サービスの優待

などを提供している場合があります。

こうした優待では、その企業が実際に提供しているサービスそのものを体験できるのが特徴です。

優待をきっかけに初めてサービスを利用し、

「こんな事業もやっている会社だったんだ」

と知ることもあるかもしれません。

④ カタログなどから選べる優待

企業が用意した複数の商品などから、株主自身が希望するものを選べるタイプの株主優待もあります。

食品や日用品、地域の特産品など、企業によって内容はさまざま。

「今年は何を選ぼうかな?」

と考える時間そのものを楽しめるのも、このタイプの魅力です。

また、企業によっては保有株式数や継続保有期間などによって、選べる内容が異なる場合があります。

⑤ ギフトカードなどの優待

企業によっては、さまざまな場所で利用できるギフトカードなどを株主優待として提供する場合もあります。

自社の商品・サービスに直接結びついた優待とは少し性格が異なりますが、利用できる場所の幅が広いなどの特徴があります。

どのような場所で利用できるのか、利用期限があるのかなどは、それぞれの優待の案内を確認しましょう。

⑥ 社会貢献につながる株主優待も

少し意外かもしれませんが、株主優待には社会貢献につながる仕組みを取り入れているものもあります。

企業によっては、優待品を受け取る代わりに、優待相当額を社会貢献活動を行う団体などへ寄付する選択肢を設けている場合があります。

日本証券業協会も、こうした取り組みを**「社会貢献型株主優待」**として紹介しています。

「自分が何かを受け取る」だけではなく、株主優待を通じて社会に還元する。

そんな形があることも、株主優待の奥深いところです。

株主優待を見ると、その企業らしさが見えてくる

たくさんの株主優待を見ていると、私はそこに企業それぞれの個性が表れていると感じます。

食品を扱う企業から食品が届く。

飲食店を展開する企業から食事券が届く。

レジャーや宿泊施設を運営する企業から利用券が届く。

自社の商品やサービスを知ってもらいたいという企業の思いが、優待の内容から伝わってくることもあります。

株主優待は、単に「何円分もらえるのか」だけを見るものではありません。

「この企業は、株主に何を届けようとしているのだろう?」

そんな視点で優待を見てみると、その企業について知る入口にもなります。

優待が届いたら、その企業を少し知ってみよう

せっかく株主優待が届いたら、箱を開けて終わりにするのは少しもったいないかもしれません。

商品を作っている企業について調べてみる。

初めて知った商品を実際に使ってみる。

優待券を持って店舗へ行ってみる。

家族と一緒に味わってみる。

そんな経験を通じて、株主優待から企業を知ることができます。

「Tomoの優待生活」では、私自身に実際に届いた株主優待についても、写真や到着時期、内容、実際に使ってみた様子などとともに紹介していきます。

そして、素敵な優待を届けてくださった企業への感謝も大切にしながら、その魅力を伝えていきたいと思っています。

今回のポイント

株主優待には、

自社商品・食品・飲料などが届くもの
食事券・買い物券など
商品やサービスの割引
カタログなどから選べるもの
ギフトカードなど
社会貢献につながるもの

など、さまざまな形があります。

ただし、ここで紹介したものは代表的な例であり、すべての株主優待を分類したものではありません。

また、株主優待の内容や利用条件などは変更・終了される場合があります。

実際の株主優待について確認するときには、各企業が公表している最新の株主優待情報やIR情報をご確認ください。

🔰 次に読んでみよう

「株主優待が届いたら、どこを確認すればいいの?」

優待品や優待券が届いたら、すぐに使う前に確認しておきたいことがあります。

次の入門編では、利用期限、利用条件、申込期限、保管方法など、株主優待が届いたときに確認しておきたい基本的なポイントを紹介します。

⸻

当サイトについて

当サイトは、株主優待の制度や魅力、筆者自身の体験、企業等が公表する情報などを紹介することを目的としており、特定の金融商品・銘柄・証券会社等の購入、売却または利用を推奨するものではありません。

株式の価格は変動し、投資元本を下回る場合があります。また、株主優待制度の内容は変更または廃止される場合があります。

掲載内容については正確性に配慮していますが、実際に投資等を行う際には、各企業・証券会社その他の公式情報で最新の内容をご確認いただき、最終的な判断はご自身で行ってください。

記事URLをコピーしました